簡単にいうとデジタルパーマは熱の力を使って形を変えるパーマ施術です。熱を使う意味は、髪の毛を乾いた状態にすることによって希望の形状を髪の毛に記憶させるためです。聞いたことがあるかもしれませんがデジタルパーマは形状記憶パーマと呼ばれることがあるのはそのためです。
コテ巻き風
カールが大きい
縦巻き
まとまる質感


形状記憶の一番のメリットは大きめのカールが出せるところです。コテ巻き風に一番近いことがデジタルパーマが人気の理由です。
大きめカール
くせ毛でもできる
細い髪質でもできる
自然乾燥ではあまり出ない
ボブ以上の長さがあった方がいい(ワンカールの場合はOK)
上から出ない
ブリーチ(ハイライトも)や過度なダメージはないか?
ブリーチ(ハイライトも)してしまうと極度に髪の毛の強度が下がってしまうためパーマの1剤の力に耐えられず、切れてしまったり極端に痛んでしまう。
ブリーチによって髪の毛内部構造が破壊されてしまい、パーマをかけられる部分がない。
パーマのかかる部分が減り、髪の毛もダメージしてしまうことでパーマをしない方がいい髪質になってしまいます。できるケースもあるので、該当するかは頭の片隅に入れて置いてください。
①シャンプーをして不純物を取り除き髪のコンディションを取り除きます。
②デジタルパーマをかける部分のちょっと上まで薬剤を塗布します。
③髪質に合わせて加温/放置します。
④軟化チェックをしてちょうど良い所で1液を流します。※バブリングシャンプーをする事もあります。
⑤ロットを巻きます。カールはほしい所の少し上まで巻きます。
⑥ステーションで熱を加えます。
⑦熱浸透の確認をします。
⑧ロットを外します。
⑨ストレートアイロンでゴムあとを取り除きカールを出すちょうど良い所でデザインしていきます。
⑩2液を塗布します。※カールを残すようにダカールなどで止めるとカールが強くなります。
⑪2液を流します。基本シャンプーはしませんがトリートメントを塗布して仕上げます。
⑫ねじりながら乾かします。